Oneについて

※これは2009年アメアイS8のシーズン中に旧ブログで書いた記事です。

Oneについて

歌詞全体は公式サイトで→One/Lyrics

パフォーマンスで歌われた部分
Is it getting better, or do you feel the same?
Will it make it easier on you, now you got someone to blame?
You say one love, one life, when it’s one need in the night.
One love, we get to share it
Leaves you baby if you don’t care for it.

You say love is a temple, love a higher law
Love is a temple, love the higher law.
You ask me to enter, but then you make me crawl
And I can’t be holding on to what you got, when all you got is hurt.

One life with each other: sisters, brothers.
One life, but we’re not the same.
We get to carry each other, carry each other.

原詩のまま。
パフォーマンスでは下線部分が最後に歌われています。

ちなみにこの曲、「Ring of Fire」のJohnny Cashもカバーしています。
youtube

USA today
この記事によると、最後の「sisters, brothers」の部分をどうするかにかなり時間をかけたようですね。
パワフルになりすぎてしまう彼の声をいかにwhisperに仕上げるか。
しかし、あんな長い詞がこんだけになっちゃうなんて。
歌1分に対して、ジャッジのコメントが4分もあるのはやっぱりイカンのではないかしら・・・

その後スタイリストさんと一緒に衣装選びに。
2曲分の衣装の予算は$800だというのに、$695もするD&Gの色あせたデニムシャツを2人は気に入ったそうで。
あの衣装、「地味」って書いちゃったけど、お値段は派手だったんですね(^^;;
「Feeling Good」で着てた白いスーツ、あれもD&Gってどこかに書かれてましたが、あれは$1700もしたそうです。
・・・日本で買ったらもーっと高いですよね。意外と安くてびっくり。私にはとても手が出ませんが。
歌と同じくらいビジュアルも大事だから、必要ならば買っちゃうよと。
iTunesでの売上が、一曲$0.99のうち$0.18だか$0.19が候補者の懐にいくそうなので、一番売れてるアダムなら買えちゃうのでしょうか。
($0.18については、Homecomingの時にクリスがそう言っていたそうです)
私もアダムの衣装の糸くずくらいには貢献してるのかw

なんで衣装のことを書いたかというと、アダムが言うまでもなく、衣装もパフォーマンスの重要な部分を占めるのは周知の事実だと思うのですが、AIは歌のコンテストというだけでなく大きなショーでもあると言っているアダムが、他の候補者達以上に歌以外での演出にも重点を置いてると思っていたので、どんな衣装で出てくるのか楽しみだったんです。
そしたらいまだかつてないラフなスタイルで出てきた。
このラフな格好で何を表現しているのか。

Cryin'の衣装

Cryin'の衣装

中国長城だ!
一時ジョン・ボン・ジョヴィが愛用してたので私も欲しい!と思って探した事があります。
あまりのお値段に断念しましたが。
衣装代が凄いことになってるわね。
LAで買うとそんなに高くないんでしょうか。


こちらは、ヨメがいやがるクリスのTシャツ。
コーラと交換されたんじゃそりゃ誰だっていやだろう。。。

話はそれますが、アダムがこの番組をショーにしてくれたことは私にとってはとってもありがたいことです。
私、1時間もテレビの前でじっとしてるなんて出来ない。
上手な歌を聴いて、ジャッジがぎゃーすか言うのを聞いて、自分もジャッジ気取りであれこれ文句たれて、それだけでは1時間も持たない。
去年はクッキーの時だけテレビの前で正座して、あとは他の事をしながら気になった歌だけ見てました。
それが今年はケオリーさんで始まりケオリーさんで終わるこの番組をじーっと座って見てられるようになりました。
趣味じゃない人、苦手な人の歌もちゃんと聴いて。
本選が始まってぐっと楽しくなりだしたのは、歌のコンテストじゃなくて「お楽しみショー」だと思うようになったからです。
なんだ今頃そんなことと思われるかもしれませんが、何せS7のTOP12から見始めた新米AIファンなので(^^;;

話を元に戻します。

私は初期のU2の大ファンでしたが、いつ頃だったかボノが「Sunday Bloody Sunday」はもうやらないと言い出したのをきっかけにU2から離れてしまいました。
あの曲を聴いてアイルランドに興味を持ち、アイルランド紛争や血の日曜日に関する本を読みあさった私としては、あの曲を捨てるという事はもはや私の好きだったU2とは違う別のバンドになってしまったんだとがっかりしました。

アダムがこの曲を歌うかもしれないとわかり、「ONEキャンペーン」のテーマ曲にもなっているこの曲にボノのどんなメッセージがこめられているのか知りたくなっていろいろ調べてみました。

最初に歌詞を見た感じではただのラブソングにも思える。
でも、templeとかsisters、brothersとか出てくる。
宗教的な歌なのか?

検索していたら、訳詞を載せておられるブログにいきあたりました。
そこにはボノ自身がこの曲について語っていたインタビューの和訳がありました。
そのブログは1年ほど前から更新がストップしているので、リンクを掲載するのはやめておきます。
「読めば読むほど one」で検索してみてください。
Oneについての記事はいくつかありますが、ボノのインタビューが載っているのは「One~怒りの歌」という記事です。

spoilerの記事でも書きましたが、そもそもはゲイの知人のことを歌った歌だということ。
アダムがそうなのかどうかはさておいて、その後アダムが学生や子供達に人と違うという事は素晴らしい事だと力説したのを知り、おそらく自分が人と違う事で色々な想いをしてきたんだろうという思いを持ち、「We’re one and we’re not the same」はそのままアダム自身の言葉になるんじゃないかと感じました。

パフォーマンスを見て、最初は淡々と歌いだしたので、むむむ、ボノのように淡々と静かな怒りを歌うだけで終わるのかと思ったら、ちゃんと(って言い方は変ですが)アダムらしい表現に変わったので、私はうんうんと頷きながら見ていました。

抑えた表現のほうがよりいっそう感情を表わせるかもしれませんが、それだと「ひとつになろう」という解釈が多いこの曲の本当の意味を伝えることは出来ないんじゃないかと思っていたので、アダムのパフォーマンスはきっとボノも喜んでくれるんじゃないかと感じたのです。
出だしの美しい表現で終始してしまっては、また「ひとつになろう」のままで終わってしまう。

この曲のPVは3種類あるそうで。
この前載せたのはベルリンバージョンと呼ばれるものだそうです。
きっと解釈もひとそれぞれあっていいという事なんでしょう。
でも私は自分自身が人と違ってる変わり者ということで散々な目にあった経験があるので、アダムももしそうだとしたなら本来の意味の解釈でのパフォーマンスを見てみたいなと思ったわけです。
結果的に美しい曲を台無しにしちゃったとか言われるはめになりましたが、私にとっては特別なパフォーマンスになりました。
してやったりな表情のサイモンも同じように思ったんじゃないかと思っています。

が、USAtodayの記事を見たら、アダムはそんなにU2のファンでは無い、この曲自体よく知らなかったと書いてあります。
きっとアダムのことなのでネットで色々調べたとは思いますが、そもそものこの曲の本当の意味に出会えたのかどうか。
なんだ、もしかしたら全部私の勝手な思い込みかも知れない・・・
後になって穴に入りたくなるかもしれない(^^;;

フィナーレで最後にみせてくれるパフォーマンスが全てを物語ってくれるでしょうか。
アダムの「アメリカン・アイドル・ショー」はどんな幕引きが待ってるのか。
TOP2、本当にバンザイ!

書き忘れ。
USAtodayの記事の中に、アダムがリフレッシュして英気を養うためにやってることが書いてあって、その中にkava-kavaを飲んでるとありますが、これは南太平洋諸島あたりで伝統的に飲まれてきた天然の精神安定剤みたいなものです。
リラックスできると同時に頭もすっきりさせてくれるそうです。
過度のストレスで不眠症になった人に買って送ろうかと思ったことが。
でも、肝機能障害を引き起こしたっていう報告があるらしいのでやめましたが。
ミュージカルの世界でもっと凄いプレッシャーと闘ってきたと思ってたけど、そんなのが必要なくらいAIのプレッシャーも凄いんですね。

The Story Behind The Cover

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1件のコメント

  1. ずっと書きたかったけどタイミングを逃して書きそびれてたコメント、お許し戴いたので書き綴ります。

    聞かれてないけど、AIでの好きなパフォーマンスはOneとROFです(とは言え、AIは全くの後追いに過ぎませんが)
    だけどROFはベタ過ぎるので言うまでもないと言うか、そりゃ好きに決まってるよねツボよねって話しで、ある意味論外。
    Oneを観てて(聴いてて)鬼気迫る勢いと言いたいくらいのナニカがあって、コレは一体なんだろうか?と思いつつも、良いなコレとしみぢみ聞いていました。
    その後どこかで、この歌のOneキャンペーンっぽい解釈(と言う表現が正しいのか判りませんが)を読んだものの私が感ぢてるモノとかけ離れていて凄く違和感を覚えて、コレってそんな歌なの?と、やっとそこで歌詞を読みました。
    読んでみたものの、良く判らない。
    私も訳詞を検索して、幾つかみつけた中の1つがしっくり来たんです。「怒りのOne」とはまた別の訳でしたが、解釈としてはそう違わないかも?
    Youを完全に「神」として訳していたものですが、それを読んでとても納得したんです。「神への問いかけ」これならボノが言いそうよね。って。
    愛が全てだの何だの綺麗ごと並べて、でもあなたは許しては呉れないぢゃないか・・は違うか、コレは私の解釈が入ってしまってるな。
    何にしろ決して、「僕らは1つだよね」的な歌ではないし、アウトサイダーの「為の」歌でもない。(と解釈した)
    それでようやくアダムのパフォーマンス(解釈)にも合点がいきました。
    「怒り」ですよね、あのパフォーマンスって。静かな、でも激しい怒り。
    彼はきっと自分の全てを誰にも責任転嫁しないし何も言わず受け入れているんだろうけれど(そこまでに辿り着くのは簡単ぢゃなかっただろうけど)もし誰かに怒りをぶつけられるとしたら、それはきっと「神」だけだろうと思うのです。
    自分はどうして許されないのか?と。
    ただ自分が自分であるだけでどうして?
    存在が罪だとでも?
    断罪されねばならない理由なんて1つもないのに、神の名の下に裁かれ断罪され糾弾される。そんな事は理不尽だし「神」を騙った「人間」の所行にすぎないと幾ら自分の中で納得したところで、だからと言ってその糾弾が痛くない筈は無く。
    その痛みを引き受ける事にしたのだから(引き受けざるを得ないのではあるのだけれど)と、全てを受け入れてるのだろうけれど、だけどもし聞けるモノならば「何故僕は許されないのか?」と「あなたが創ったのにどうして?」とそれは消せない怒りとしてきっと持ってる。

    「あなたは愛してくれないぢゃないか」
    と、私には聞こえます。

    とは言え、何だかんだ言っても怒りを胸の奥でひっそり抱いて(それは忘れられないし消えないし、消しちゃいけない、多分)それでも信ぢてるんですよね、愛を。神を。ヒトを。「あなた」を。

    ってトコにそっと着地する切なくて悲しくて美しくて透明な歌。

    深読みし過ぎでしょうか?


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